湘南ベルマーレ リーグ戦前半の大一番 21日に2位磐田と直接対決
J2リーグで現在、17勝1敗で首位を独走する湘南ベルマーレは次節6月21日、アウェイで2位ジュビロ磐田との大一番を迎える。地力のある相手に対し、湘南スタイルの真価が試される一戦。アウェイ席は早々に完売し、増設されるなど注目が集まっている。19時キックオフ。
湘南は前節のカマタマーレ讃岐戦を3対1で勝利し、初黒星以降の連勝を3に伸ばした。序盤から積極的に攻め立て3分に菊地俊介がコーナーキックに合わせ、14分にはウェリントンが強烈なヘッドでゴールネットを揺らし、4試合ぶりの複数得点で湘南スタイル健在をアピールした。
しかし試合後の指揮官の言葉は厳しく、「(もうこの試合は)勝っただろうというプレーも多く、いい加減なところでPKを取られたり今季一番ひどい後半だった」と選手の慢心を指摘。気持ちを締め直して大一番に挑む。
一方の磐田は、日本代表経験のある選手を多数揃え、前節の岐阜戦は4対0で快勝。持ち前の攻撃力を見せつけた。ホームの利を生かし、勝ち点3を積み上げて首位追走に弾みをつけたいところだろう。
湘南は磐田と昨シーズン、リーグ戦とヤマザキナビスコカップで3度対戦しており、戦績は2敗1分けだった。曺貴裁監督は「磐田はJ2に降格したとはいえ、選手が変わっていないので力があることは間違いない。胸を借りるつもりで戦いたい」と意気込み話した。
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