感謝状を受け取った（写真右側から）西友二宮店の堀内店長、吉平さん、山口さん
買い物中に突然倒れ、心肺停止状態となった71歳の女性に対し、適切な救命処理をした西友二宮店の堀内伸郎店長と従業員の吉平由紀子さん、山口美鈴さんに、二宮町消防長から感謝状が贈られた。消防署で13日に贈呈式があり、小熊朗消防長が「救命の連鎖によって人命を救った功績は大きい」と３人を称えた。
女性が倒れたのは５月13日午後６時25分頃。その場に居合わせた吉平さんから同僚の山口さん、堀内店長へと知らせ、１１９番通報をした。店に設置してあるＡＥＤ（自動体外式除細動器）を使い、救急車が到着するまで心肺蘇生を行った。救急隊が二次処置にあたり、女性は搬送中に自発呼吸を取り戻した。後遺症はなく、10日ほどで退院。社会復帰を果たしたという。
救命講習を数回受講した経験があるという堀内店長は「お客様が助かって良かった」と話した。
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