カフェのようなリラックスした雰囲気のなかで町の将来像について語り合う「なかいまちづくりカフェ」が25日、中井町保健福祉センターで開かれた。公募に応じた町民32人と同町の若手職員18人が参加。あいさつした杉山祐一町長は「中井町の展望を広げ、町が発展できるよう、アイデアを寄せてほしい」と述べた。
参加者は「みどり・環境」「防犯・防災」「健康・福祉」「子育て・教育」「文化・スポーツ」「道路・交通」「農業・産業」のテーマごとに7つのテーブルに分かれ、それぞれの資源と改善点を出し、付せんに書いた。資源には中井中央公園や自然、同居世帯、消防団、史跡など、改善点として未舗装道路、農業従事者の高齢化、オンデマンドバスの充実などを挙げた。
後半は付せんのなかからキーワードを選び、10年後にどのような町にしたいかを話し合った。「みんなが水と緑に癒されるまち」「子どもとヤングシニアのコミュニケーションで防犯・防災をするまち」「消費者が農業をつくるまち」などとまとめた。「健康・福祉」グループは、「空き家や児童館を活用し、世代間交流を増やすことなどで『みんなが笑顔でふれあえるまち』にしたい」と発表した。
町総合計画策定に向けた同カフェは、町民と行政による協働のまちづくりの取り組みの一環。第2回は9月に開催する予定。
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