中井町遠藤の重田真さんと芙美枝さん宅の庭で、実が十字型のように四つに分かれた珍しい形の柿がとれた。「四つ子柿だ」「四つ葉のクローバーみたいに幸運があるかも」などと、町役場や近所で話題になっている。テレビ局が取材に訪れ、11月12日夕方のニュース番組で紹介された。
「一つのへたに二つの実が生ったことはあるけれど、四つの実は初めて。後ろから見ると(凧や折り紙の)やっこさんに姿が似ている」と真さん。
柿の品種は次郎柿で、重田さんの祖父の代に植えられたといわれる樹齢100年を超える木に生った。大きさは縦16cm、横15cm程度。大人の手のひらに載るくらい。実が青くて小さい段階の6月頃、真さんが摘果作業をしている時に、変わった形の実がついていることに気づいたという。成長して色づくまでに落下してしまうのではないかと心配したが、無事に収穫することができた。
「縁起良く『子宝の柿』とでも名付けましょうか」と夫妻は話した。
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