二宮町のボランティア団体にのみやアクティブクラブ（二見準治リーダー）は７日、町民サポートセンターで開いた定例会に防犯コンシェルジュを招き、子どもの見守り活動について講習を受けた＝写真。
神奈川防犯連絡会会長でもある杉森和夫さんがコンシェルジュとして参加。同クラブが行っている通学路での見守りに対し、複数で下校しても最後は１人になる自宅周辺も重点箇所に入れるよう助言した。子どもが被害に巻き込まれる、連れ去りなどの事件が全国的に登下校時よりも帰宅後に多く発生している状況を説明。「一度家に帰った子どもが遊びや習い事などで再び外出する時間帯にも見守り活動を広げる必要性がある」と話した。
防犯コンシェルジュは、神奈川県警が委嘱する防犯対策の有識者。住民の要請に応じて講習や相談、防犯診断、防犯グッズの展示会などを実施している。問い合わせは最寄りの警察署生活安全課へ。
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