2009年3月に火災で焼失し、再建された旧吉田茂邸で2日、消防訓練があった。
4月1日の開館を控え、同公園管理事務所と大磯町消防署、町生涯学習課などから約40人が参加。建物からの出火を想定し、災害発生時における行動を確認した。
施設西側の1階窓から煙が出ているのを公園職員が発見。来園者を避難させ、119番通報と初期消火をした。駆け付けた指揮隊と消防隊は火災の規模を把握しながら、負傷者や逃げ遅れなどの情報を収集。3方向から放水を行った=写真。
和田勝巳消防長は「防火体制に万全を期して、訓練を迅速で確実な消防活動につなげてほしい」と話した。
新しい邸内には、熱と煙を感知する警報器や天井から薬剤を噴出するパッケージ型の消火設備、機械警備システムなどが導入された。
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