小学生がいきいきと園児に指導した
南小学校（伏見徹校長）とみどりこども園（横尾智子園長）が今月19日、同校で交流会を行った。
この企画は、幼小交流の一環として、来年４月に同校へ入学する園児の不安を取り除く目的で毎年実施されている。
この日、同園の５歳児15人は、３年生と４年生のクラスを訪問。３年生が「音楽発表会」を行い、手遊び歌「みんななかよし」などを園児たちに手ほどきした。さらにリコーダーや木琴を使って「聖者の行進」を合奏すると、大きな拍手と歓声が広がった。
また、４年生とは給食を食べながら交流を図ることに。机には麻婆豆腐やおひたし、カスタードプリンなどが並んだ。初めての小学校給食に、「園の給食よりおいしい」と思わずおかわりをする子どももいた。食事中は「嫌いな食べ物は何？」「普段はどんな遊びをしているの」などと児童が質問し、会話を楽しんでいた。食べ終わった食器や牛乳パックも一緒に片付けるなど、園児は小学校生活の一部を体感した。
交流を終えて伏見校長は「児童は４月からの進級を思い浮かべ、接していたのでは」、横尾園長は「小学生とふれあうことで、園児が憧れをいだき、学校が楽しみになる」と、話した。
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