警察官の持ち物に見入る児童たち
上小学校（柳川ゆき子校長）で５月16日、近くの菖蒲駐在所員による特別授業が行われた。
授業を受けたのは、同校４年１組19人。社会科の「安全なまちづくり」の単元を学ぶ際に見学させてほしい、との学校からの要望に秦野警察署（石井孝署長）が応えたもの。
授業では、同駐在所の船見幸一巡査部長が教室を訪れ、警察の仕事や駐在所、担当する地域について説明した。さらに、校庭に持ち込まれたミニパトカー２台についても紹介。パトカーに乗り込んだ児童たちは、歓声をあげて喜んだ。
警官が身に着けているチョッキや警棒、手錠、パトカーに積まれた盾や刺股などの道具にも興味津々。船見巡査部長のまわりに詰め掛け、身を乗り出して話を聞いていた。
「どうしておまわりさんになったんですか？」「仕事はどんなことをしていますか？」「辞めたくなったことはありますか？」―。児童たちからはさまざまな質問が飛び出し、熱心にメモをとる姿も。船見巡査部長は一つひとつ丁寧に回答していた。
同クラス担任の久本美沙教諭は「実際に職業に触れられる貴重な機会でとてもありがたいです。子どもたちもすごく喜んでいました」などと話した。
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