おおねさんぽフードプロジェクト 秦野産よもぎでパン作り
よもぎパンの試作を行う藤吉ゼミの学生
おおねさんぽフードプロジェクトが秦野産のよもぎを用いた「よもぎパン」を完成させた。
東海大学駅前商店会協同組合と同大学の学生が協力し、秦野産の食材を使った商品を作り地域活性を図っているこの企画。今回は季節の食材という視点から、同商店会の「パンの店 こなや」が３年前に試作したパンが候補に上がった。同店は「肝心のよもぎの下ごしらえに手間がかかるため」と、日頃は市販のよもぎ粉を使用している。
材料のよもぎの準備には「地元の味のパンを作ろう」と同大学人間環境学科の藤吉正明研究室が協力を申し出た。学生らは、大根川など大学近辺でよもぎを採取、蒸してすりつぶすなど下ごしらえを手伝った。
人と自然の繋がりについて研究している同ゼミナール。販売する商品とは別に自らよもぎパンの試作も行った。参加した学生らは「パンに愛着が湧いてくる」と笑顔を見せた。
よもぎパンは５月末まで同店（南矢名１の11の11）で販売中。１つ１３０円。問合せは同店（午前８時〜午後７時。日・祝休）【電話】０４６３・７６・８３８８まで。
よもぎパン
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