秦野中ロータリークラブ第35代会長 田原 猛さん 曽屋在住 ㈲鈴商電産 代表取締役
田原 猛さん曽屋在住 (有)鈴商電産 代表取締役
皆の力 合わせて活動
▽ロータリーの良さを「様々な業種の人、皆で楽しく活動することが一番」と話す。同クラブでも東日本大震災以降、被災地への支援活動を続けてきたが「皆の力を合わせると出来ることは大きくなる」と声に力を込める。今年の４月にクラブ有志と直接被災地を訪れ、気持ちが更に強まったという。
▽秦野生まれ秦野育ち。元々機械いじりが好きで、電気屋で調達した部品で真空管ラジオなどを作っていた。「もちろん聴けましたよ」とにっこり。会社勤めを経て、30年ほど前に立ち上げたのが「鈴商電産」。一般家庭から工場まで幅広く電気配線などの仕事を請け負う。現在も手掛ける現場の殆どへ赴き作業に携わる。「普段はいつも作業服なんです」とほのかに照れ笑いを浮かべる。
▽元々実家は農家で、趣味は庭いじりというより土地の管理。「やらないと草が伸びちゃって」。現在農業は行っていないが季節になるとみかんや銀杏が実る。また、休耕地をロータリークラブの活動に提供。今年は園児と共にサツマイモを育てている。「子どもたちには故郷の土にたくさん触れてほしい」と微笑んだ。
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