秦野ロータリー 被災ペットを支援 福島の愛護団体に寄付
保護されている犬
社会奉仕団体・秦野ロータリークラブ（ＲＣ）が２月11日、東日本大震災で被災した動物たちを保護している社団法人ＳＯＲＡ（ソ ラ）（福島県福島市）への支援として11万円を寄付した。
ＳＯＲＡは、代表理事の菅野利枝（かんの りえ）さん（41）が震災直後の４月に設立。保護しているのは震災の混乱で飼い主が見つからなくなったり、仮設住宅に入居しペットを飼えなくなった飼い主から預かっている犬と猫だ。現在合わせて44頭の世話をしている。スタッフは菅野さんを含め２人で、活動は支援物資や寄付、またボランティアによって支えられているという。
秦野ＲＣの寄付のきっかけは同ＲＣメンバーで自身も３頭の犬を飼う松田浩一さん（弥生町）だ。今年１月、テレビでその活動を知るとすぐに電話で連絡を取り、現地まで駆けつけた。松田さんは「犬１頭ごとに小屋がありきれいでびっくりした。しっかり世話されていた」という。
戻るとすぐにＲＣメンバーに声を掛け、２月１日に有志６人で再訪問。散歩や餌やり、犬舎の清掃などを手伝った。菅野さんによると犬の散歩は毎日で、１頭につき20分以上。スタッフだけでは数時間かかるという。「皆さんには、散歩もかなりやっていただき助かりました」と感謝を述べた。
ＳＯＲＡへの寄付は、【振込先】三菱東京ＵＦＪ銀行立川支店・普通００８５８４４・一般社団法人ＳＯＲＡ代表理事菅野利枝
問い合わせは【電話】０２４・５２９・６２６７（午前９時〜午後６時）またはＥメールsora-shelter@wing.ocn.ne.jpへ。
松田さん（左）と菅野さん
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