記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 5月10日0:00更新
お恥ずかしい話ですが、学生時代に抱いた夢の1つが「テレビのドキュメンタリー番組や紙面に特集されるような人間になること」でした。出てくる人たちが「カッコイイ大人」の代表のように思えたからです。
しかし、実際、社会人になってみると、「カッコイイ」どころか、普通の大人として役割を果たすことの困難さを思い知らされています。職場の先輩に助けられるばかりで、日々、もどかしさや焦りが募る一方です(「そんな風には見えない」という同僚の方々の声が聴こえそうですが)。
仕事を通して出会った秦野の人たちと世間話をしていて、その人生の壮絶さや、筋の通った生き様に驚くことが多々あります。「紙面やテレビで取り上げられる人だけがカッコイイ大人ではない」。実は、地域に「カッコイイ大人」はあふれているのだと、気づかされました。
とはいえ、「取材されたい」という小さな野望は消えていません。今後もそんな思いを抱きつつ、取材をする側として様々な人生を紐解きたいと思います。記者T
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