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高齢者福祉のパイオニアとして、新たな福祉の在り方に挑戦する、社会福祉法人富士白苑 「在宅復帰」を支援する様々な取り組みを実践 一環として特別講座「アルツハイマー病をくい止めろ!」を開催
今求められる福祉の改革に挑戦
半世紀以上にわたり湘南の地で高齢者福祉に取り組んできた富士白苑。初谷理事長は冒頭「高齢者は誰も、できれば介護はされたくないし、自分のことはなるべく自分でしたいと考えています。私たちは特別養護老人ホームが”終の棲家”という考えを捨て、5年前から自宅復帰プログラムを導入しました。実際に自宅へ戻られた方もいます。これまでの寄り添うだけの福祉を改革し、新たに求められている福祉へ挑戦していきたい」と話した。
午前中は講演会を開催
高齢化社会の現在、今回のテーマは非常に関心が高く、この日午前中の講演には、高齢者やその家族らおよそ100人が出席した。
当日の講師は、国立研究開発法人 国立長寿医療研究センターの研究員で保健学博士の土井剛彦氏が務めた。講演の中で土井氏は2025年には認知症の有病者数が700万人に達すると指摘。「仮に高齢者の認知症の発症を2年間遅らせることができたら、医療および介護費用の削減効果はおよそ1兆円に及ぶという試算もあり、認知症対策は社会にとっても大変意義のあること」と力を込めた。
続いて認知症の中で最も多い「アルツハイマー型認知症」と、運動習慣の関連について「運動習慣のある人は、ない人と比較して高い割合でリスクを軽減させることができる」と解説。日常的に身体を動かすことの重要性を訴えた。
さらに例えば計算など頭を使いながら運動すると、加齢に伴い低下しやすい脳の前頭葉が活性化することが分かってきたと指摘。こうした考え方に基づいて国立長寿医療研究センターが開発した「コグニサイズ」を紹介した。
「コグニサイズ」は、コグニション(認知)とエクササイズ(運動)を組み合わせた造語。NHKスペシャルなどでも取り上げられ、認知症対策として脚光を浴びている運動プログラムだ。
参加者が体験!!「コグニサイズ」
午後からは実践編として参加者が実際にコグニサイズを体験、4つの運動に取り組んだ。
バランススティックと呼ばれる細い板の上を歩く運動は、落ちないように歩きつつ、色や細さによって決められたルールの通りに足を運ぶ運動。輪になって、しりとりしながらステップを昇り降りする運動では、いつの間にかどちらかが止まってしまう姿も。「ラダー」と呼ばれるプログラムでは、歩数を数えながら決められた歩数の時だけラダーの外側に足を出しながら進むもの。やってみると案外難しく「あっ、間違えた」と声を上げる人も。椅子に座って「あんたがたどこさ」を歌いながら「さ」の時だけ隣の人の肩をたたいたり、体と頭を同時に使う運動に取り組んだ参加者。皆「むずかしい」などと感想を言いながら、笑顔で楽しく挑戦していた。
社会福祉法人富士白苑では、高齢者皆に、なるべく在宅で介護を受けずに暮らしてほしいと、同施設がデイサービスで導入している機能訓練マシンを、介護保険を受けていない高齢者を対象に、日曜日に無料で開放するなど、地域貢献の一環として他にも様々な取り組みを実践している。
社会福祉法人富士白苑(初谷(はつがい)博保理事長)は、地域の高齢者福祉に貢献するため様々な取り組みを実践している。その一環として5月14日、グループのひとつである介護老人福祉施設 藤沢富士白苑による特別企画「認知症予防特別講座 アルツハイマー病をくい止めろ!」が、藤沢市の藤沢商工会館ミナパークで開催された。午前中にはアルツハイマー病に関する講演が行われ、午後からは予防策として脚光を浴びる運動プログラム「コグニサイズ」の実践を紹介。参加者から「ためになった」などの声が聞かれた。
社会福祉法人 富士白苑(富士白グループ)
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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