第7回親子川柳大会の表彰式が11月19日、秦野市役所で行われた。親子や祖父母とのコミュニケーションを対の川柳で表現するというもの。応募1029作品から11点が入賞した。
親子川柳大賞に輝いたのは、飯塚優斗君(上小2年)と母・友香さんの作品。
「ママ床屋 君が最後の お客さん(母)」
「すえっ子の ぼくだいひょうで ありがとう(子)」
優斗君は4人兄弟の末っ子。中学生と高校生になった兄2人が母に散髪される事はなくなり、双子の兄・健斗君と2人で髪を切ってもらっている。表彰式には、風邪で欠席した優斗君の代わりに健斗君が出席した。
鍜治光雄審査委員長は「『床屋』『お客さん』という言葉が雰囲気を作っていて、楽しい一家の一面が見える」と講評した。
ハートフル大賞は奥津真帆さん(本町小2年)と祖母・恵美子さんの「何がいい お誕生日の プレゼント(祖母)」「高いのは サンタクロースに たのむから(孫)」。ベスト親子大賞は土岐怜也君(広畑小5年)と母・涼子さんの「宿題は?セミよりうるさい 母の声(子)」「やってるよ 蚊より小さい 君の声(母)」に贈られた。
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