県政報告Vol.18 県政の課題を問う 神奈川県議会議員 河本 文雄
県議会第2回定例会から今年度は環境農政常任委員会、教育・社会問題対策特別委員会、予算委員会の委員として活動してまいります。今定例会で提出された補正予算の中で11項目の取組みを報告致します。
健康長寿日本一を目指した取組み〜未病を治す〜
県が推進する「未病を治すかながわ宣言」に基づき、「食」、「運動」、「社会参加」等の取組みを進めるため、糖尿病対策の重要性の普及啓発、未病サポーターの育成、ウォーキング活動の促進を行っていきます。
子宮頸がん予防ワクチン接種後の健康被害への支援
子宮頸がん予防ワクチン接種後の健康被害に苦しむ方を支援するため、持続的な痛み等により日常生活に支障が生じている県民に対し、医療費等を給付します。
外国人介護人材の養成・確保
新たな介護人材を養成・確保するため国家戦略特区を活用し、介護の仕事に意欲的な外国人を「技能実習生」として県内の介護施設等で受け入れ、介護福祉士の資格取得及び県内の定着に向け支援していきます。
介護施設の整備促進と人材の確保・育成
団塊の世代が75歳以上となり、高齢化が一段と進展する2025年に向けて、地域における医療介護サービスの提供体制を強化するべく、地域医療介護総合確保基金を活用し、市町村の実情に応じた介護サービス提供体制の整備を促進。それとともに、介護ニーズの高度化・多様化に対応できる質の高い介護人材の確保・育成に取組みます。
平塚看護専門学校を看護大学校に改編(4年制を導入)
医療技術の高度化や在宅医療の拡充など時代に即した看護師養成を行うため、県立平塚看護専門学校の修業年限を看護専門学校として県内初の4年(通常は3年)とすることで、「看護大学校」として改編。実習・演習などを充実させた新しい教育課程を導入します。
かながわスマートエネルギー計画の推進
「かながわスマートエネルギー計画」を推進するため、太陽光をはじめとする再生可能エネルギー等のさらなる普及拡大やエネルギー利用の効率化、情報通信技術(ICT)を積極的に活用。地域において、エネルギーを地産地消する分散型エネルギーシステムの構築を目指していきます。
さがみロボット産業特区の取組み
「さがみロボット産業特区」において、これまでのロボットの開発促進を図る取組みから一歩進め、生活支援ロボットの活用を促進。社会へ定着させるための取組みを実施致します。
マーケット・イン型農業促進事業
農産物を安定的な価格で継続的に取引できる販路を開拓し、産地の活性化・生産拡大を図り、消費者に対して「食」を提供するスーパー、レストラン等のニーズと生産者との間をコーディネートする仕組みを公募し、実証します。
アスリート育成事業
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会において「神奈川育ちのオリンピアン」40人の出場を目標に、若手有望アスリート及びその指導者を支援。オリンピック後も将来の神奈川のスポーツ振興に寄与することを目指します。
動物愛護の拠点整備
犬・猫殺処分ゼロ達成を機に、動物保護センターを動物愛護の拠点として新たに整備するための調査設計を行うと同時に、センターの建設資金に充てるため広く寄付を募り、新たに創設する基金に積み立てます。
ORVR車普及啓発事業
PM2・5や光化学オキシダントの原因物質のひとつガソリンベーパーについて、有効な排出抑制対策とされるORVR車の法制度化を実現させる必要があります。そのため、国民のコンセンサスの形成を目指して積極的に啓発・情報発信を行います。
今後も、県民に理解が得られる取組みを推進してまいります。
神奈川県議会議員 河本文雄
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