自民党が「変われ」ば政治が「変わる」! 意見広告自民党神奈川第14選挙区支部長/前衆議院議員あかま二郎
「自民党は、これからも野党のままで居続ける気なのか!」――。こんな腹立たしい思いでいるのは私だけではないはず。もちろん、与党との対決姿勢を常に鮮明にすることも野党としての矜持なのでしょう。かつて、野党は反対のための反対を繰り返すことでその存在をアピールした時代もありました。それはある意味”万年野党”としての生きる道であったのかもしれません。しかし、今は…。
自民党の”野党暮らし”も二年半となります。最近は、自民党がかつての野党と同程度になってしまったのではないかと危惧を覚えます。
政権批判を繰り返し、「解散・総選挙」を声高に求める自民党は、果たして、”次なる政権政党”として国民の目に映っているのか、自問するべきでしょう。いやしくも「政権奪還」を目指すのならば、”かつてない野党”でなければならないはずです。
「呼びかけに応ぜよ」
今国会において、政府与党から消費税引き上げ法案に係る「事前協議」の呼びかけに自民党側は応ずる気配はありません(1/20現在)。少なくとも、自民党は消費税引き上げの必要性を政府与党に先駆けて”公約”に掲げたにもかかわらずです。
そうである以上、前向きに与野党間の政策協議の場として捉えるべきでしょう。確かに、自民党政権時代、”ねじれ国会”の下で野党民主党は政策協議の呼びかけに首を縦に振らなかった経緯もあります。攻守入れ替わった中で、今度は、”お返し”とばかりに野党自民党が同じように振舞うことが果たして妥当でしょうか。
しばらくの間、国会の”ねじれ状態”は続きます。国会の機能不全を改める意味でも「政策協議のテーブルに着く野党」を自民党こそが率先することが不可欠です。こうした国会の流れを創ることで日本の政治は次なる段階へと進化できるはずです。
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