神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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4月1日付で中央区長に就任した 佐藤 浩三さん 町田市在住 58歳

公開:2014年4月10日

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現場の声こそ区政の要

 ○…1979年に入庁後、環境、児童福祉、産業振興、とさまざまな分野の第一線を駆け抜けてきた。緑化フェアなどのイベントや各事業に携わり、2011年に着任した市民部長を経てこのほど区長に就任。27万人の区政のかじ取りを担う。中央区の魅力はたくさんあるが、その中でもずばり「人」だと言い切る。区民一人ひとりに寄り添い、期待に応えたいと意気込む。

 ○…人と話すことが問題解決の糸口だと考える。それを決定づけたのは、大学時代の大手スーパーの商品の販売促進を行うアルバイトだった。元来引っ込み思案で人としゃべるのは苦手だったため、最初は「いらっしゃいませ」と声を出すのもままならなかった。しかし、「どうせ学生のアルバイトだろ」と言われるのが悔しくて、挨拶やマナーを身に付け、何を聞かれても答えられるよう猛勉強。お客さんと話すことを心がけた結果、日に日に成長を遂げた。一日に数百万円を売り上げることもあった。入庁後もその経験を生かす。どの担当に就いても商店街や農家など現場に出向き、市民の声に耳を傾けた。

 ○…30代の頃は、休みのたびに同僚らとゲレンデへ。1年に10回以上滑りに行ったことも。群馬、長野、新潟…。スキー場で挙がる名前は思い出とともに枚挙にいとまがない。一度やりだすとのめり込んでしまうタイプで、仕事にも没頭しがちだが、休日に妻と近くの里山に散歩に出かけるのが唯一の息抜き。ふらっと立ち寄った店で飲むビールは格別だ。

 ○…現場で生の声を聞く中で、区民が区政に対して熱い思いを持っていることに改めて気付き、まちが「人」によってつくられていると痛感した。だからこそ、あらゆる意見、要望を区政に反映させられるよう尽力する。これまでの区政を引き継ぎつつ、背伸びせず自分なりに役目を全うする。「区長が天職だと思えるように」。区民とともに歩んでいく。

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