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7月18日に発足式を行った「相模原カラオケ夢クラブ」の代表を務める 土肥 幸人さん 上矢部在住 66歳

公開:2014年7月31日

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生涯通して歌を楽しむ

 ○…「出てくれた人には愛を、聴いてくれる人には夢を」―。高齢者の憩いの場となり、歌を純粋に楽しんでもらいたいとの願いで立ち上げた「相模原カラオケ夢クラブ」。どこにもない最高の会をめざした。プロの歌手も招き、歌謡ショーを兼ねた発足式の目玉は『弁当の無料配布』。開場前から会場には多くの人が詰めかけ、食事をしながらショーを楽しんだ。手ごたえはばっちり。今後は高齢者施設などでのショーの開催なども視野に入れ、歌を通したボランティア活動に注力していきたい考え。

 ○…熊本出身。日本三大急流とされる球磨川で産湯をつかい、大きくなると竹細工など自然の中で遊んだ。工作尽くしの毎日で、「自慢じゃないけど勉強は大嫌いだった」とはにかむが、お祭り好きの母の影響で音楽は好きだった。中学ではコーラス部に所属し、ハーモニカや太鼓に挑戦。卒業後は集団就職で地元を離れるも、会社のブラスバンドに参加したり、給料のほとんどをステレオやレコードにつぎ込んだり…。当時購入した何百枚ものレコードは未だに現役で宝物。音楽はいつだって生活とは切り離せなかった。

 ○…菓子店での売り子、機械整備、鉄鋼運搬…。数々の職業を経験する中で建築業が肌に合うと気付き、修行を重ねて36歳の時、相模原で独立する。「楽しさも辛さもあったけど、歌を歌えば仕事の人とも仲良くなれる」。手がけた建物の上棟式の際、『お頭』として一曲を披露することも。自宅も自らで増築し、カラオケルームを3室完備。「いつでも歌えるんだよ」と笑顔。歌三昧の日々を送る。

 ○…会では老人クラブとも協力し、大勢にとって特別な日になるような歌謡ショーを計画していく。「今回の発足式の舞台セットも全部手作りなんだよ」と本業の建築屋としての一面も発揮。歌を通して参加者に愛と夢を。同会の歌謡ショーが相模原の名物イベントになる未来は、そう遠くない。

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