神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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このたび、自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰を受賞した 河本 博さん 東淵野辺在住 81歳

公開:2015年12月17日

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地域活性に情熱燃やす

 ○…中渕自治会、大野北地区自治会連合会の会長を務め、会をけん引。盆踊りの中渕音頭の制作や、銀河まつりなどイベントの企画、さらには淵野辺駅の着メロの変更など地域活性のために取り組んできたこれまでの活動、功績が評価され、このほど団体功労者総務大臣表彰を受けた。「皆さんからの協力のおかげで成し遂げてこられた」と周囲に感謝しつつ、感慨深げだ。

 ○…大学卒業後、自動車メーカーへ。営業職で鳴らすと、ヘッドハンティングされサッシ会社に転職。主に建設業者を中心に日本全国をわたり歩き、定年まで営業畑を突き進んだ。会社員時代も地域活動には積極的に参加。自治会や老人会で活躍する父の姿を見て育ったため、抵抗はなかった。16年前、当時の自治会長が倒れたことから、急きょ白羽の矢が立ち、自治会長に。それからは多方面から招かれ、相談事や意見を求められるケースが増えた。営業で培った「人の話をよく聞く」というスタイルで、人望を集めていった。

 ○…趣味は夫婦で通う社交ダンス。キャリアはもう15年に及ぶ。健康のために始めたものの、またも活発に活動に顔を出すようになると、あれよあれよと市内に1000人の会員を持つ市ダンススポーツ連盟の理事長を引き受けていた。現在は、大会総務となって年間で行う催しの運営を任せられるなど多忙に。それでも、週1回は2時間半のレッスンで汗を流す。仲間も増え、楽しみは倍になった。

 ○…JAXA移転問題やコミュニティバスの利用状況など課題山積の大野北地区だが、近隣に大学を持つ地の利を生かし、店街との連携による活性策に知恵を絞る毎日。一方、自治会はといえば、役員の高齢化が進むものの、若手が台頭するなど頼もしさも感じている。あとは、どう上手く継ぐかだ。「でもねえ、一番の悩みは、みんな放してくれない事なんだよ」。まだまだ81歳。「地域の顔」は、今もなお引く手あまただ。

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