地域の高齢者との交流を目的に、田名小学校(小泉勇校長)の4年生が10月23日・27日、障害者スポーツ「ボッチャ」の体験を行った。
同競技は投てきの目標となる白いボールに向かって赤・青6球ずつのボールを投げ、白いボールまでの距離の近さを競うバリアフリーなスポーツでパラリンピックの正式種目に選ばれている。
当日は、普段から同競技の普及活動を行っている田名地区老人クラブ連合会と同地区社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会から指導役として約20人が参加。老連会の小島昭二会長がルールを説明した後、児童2人と指導役1人でチームを組み試合を行った。
同競技を初めて体験した児童たちは最初、ボールを投げる力加減がわからず苦戦するも徐々にコツをつかみ、接戦となる白熱した試合が多く繰り広げられた。松森斗紀くんは「試合中に逆転できた時がうれしかった。地域の人が勝つための方法を教えてくれた」と競技を通して交流できたことを笑顔で振り返った。
審判として試合を見守っていた小島会長は「子どもたちと一緒に汗をかいて元気をもらった。いずれ地域のさまざまな世代の人を交えて、ボッチャの大会を開催したい」と語った。
同小では10日にも同地区ボランティアセンタースタッフによる奉仕活動についての授業を受ける予定で、今後も地域交流を深めていく方針だ。
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|