「大山のお不動さん」として親しまれている大山寺(篠宮聖尚住職)の本堂で2月28日、大山不動明王大祭五壇護摩法要が執り行われた。
五壇護摩法要は、鉄造不動明王の前に5つの壇を設け、僧侶が護摩木をたいて家内安全や身体安全、商業・家業の繁栄、交通安全などを祈とうする全国でも珍しい行事として知られる。毎年2月28日に行われており、今年は東日本大震災をうけて震災復興の祈りも込められた。
法要は午前と午後の2回行われた。関東一円から訪れた多くの観光客や信者たちは白い息をはきながら、本堂を照らす5つの炎を見つめ祈りを奉げていた。
法要を終えて篠宮住職は「近年まれに見る寒さのなかでの法要となりました」とあいさつした。
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