その年の酒造の安全を祈るとともに、酒を楽しもうという「大山酒まつり」が5月27日、大山阿夫利神社の下社で執り行われた。
最初に行われた酒祭祈願祭では、関東一円の問屋・醸造元がその年の新酒を奉献し、酒造の安全や五穀豊穣を祈願した。その後は、境内でおよそ70種の県別銘柄の試飲やきき酒会が開かれ、登山客など多くの人でにぎわった。
きき酒会は清酒の部と焼酎の部に分かれ、参加者はそれぞれの銘柄を味やにおいを頼りにして考えた。会場からは「当てるのは難しいけど、このお酒美味しい」などといった声も聞かれ、終始盛り上がりを見せていた。横浜市で会社を経営しているという男性は「初めて参加しましたが、色々なお酒を試飲できてとても楽しかった。また来たいです」と笑顔で話していた。
この日の酒まつりは一般向けに行われたもの。これにさきがけて5月20日には、酒造関係者や来賓などを対象に、同神社の社務局でも行われた。
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