英語教育に力を入れている伊志田高校(鈴木隆広校長/835人)が8月20日、全校生徒を対象にした「国際理解講演会」を市民文化会館で開いた。
同校では、国際理解教育の一環として日米高校生交流派遣事業を毎年行っている。昨年6月には以前から交流のある米国アイダホ州の高校から生徒6人を招き、一緒に授業や部活動を行ったほか、ホームステイなどで親睦を深めた。
また、今年3月には伊志田高校から選抜された生徒12人がアイダホ州を訪問。現地の高校生との交流を通じて異文化を体験した。
講演会では、この事業に参加した2・3年生27人がグループに分かれて英語で発表。スクリーンに映した映像で分かりやすく現地の様子を伝えたり、クイズ形式で海外の生活習慣を紹介するなど随所に工夫が見られた。発表の後には質疑応答の時間も。客席からは英語による質問が相次ぐなど、講演会は盛り上がりを見せた。
6月からスピーチの準備をしてきたという田上紗英さん(3年)は「3分間という限られた時間でしたがなんとかうまく発表できました。『私も海外に行ってみたい』とほかの生徒に思ってもらえればうれしい」と笑顔だった。
同校では、この取組を今後も続けていく方針。
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