第29回大山登山マラソン大会 過去最多2758人が健脚競う 3月9日(日)午前10時に号砲
大山に春の訪れを告げる「第29回大山登山マラソン大会」(主催/同実行委員会)が3月9日(日)に開催。
伊勢原駅北口から大山阿夫利神社下社までの高低差約650m、全長9・0Kmのコースに、北は北海道から南は長崎県まで、過去最多となる男女2758人が挑む。
大会に花を添えるゲストランナーは4人。2度の五輪出場経験を持つ大島めぐみさん、川上優子さんをはじめ、小崎まりさん、江田良子さんが一般ランナーと共にゴールを目指す。
除雪に追われる
7Km地点からゴールまでは参道から女坂へ1610段の石段が続くこの大会。2月の豪雪がまだ残っており、市職員やボランティアスタッフが除雪作業に追われている。市スポーツ課の松下和也さんは「たくさんのランナーが大会を楽しみにしている。安全確保をしたうえで本番を迎えたい」と話している。
計測方法が変更
今大会からタイムの集計方法が変更。これまでは号砲からフィニッシュまでにかかったタイムを計測する「グロスタイム方式」のみだったが、今回から「ネットタイム方式」を追加する。
これは、ランナーがスタート地点に敷かれたマットを踏んだ時点から計測が始まり、同じくゴール地点に敷かれたマットを踏んだ時点で計測がストップするというもの。大会では3回に分け時差スタートを行うため、スタート時間を間違えたランナーのタイムを正確に計測できないなどの課題があった。今回の措置により各ランナーは正しい記録を知ることができるようになるという。
ランナー歓迎イベント
登山マラソンのスタート地点となる伊勢原駅北口の竜神通りでは、今年も駅前中央商店会(関和也会長)によるランナー歓迎イベントが開催される。
今年も「駅前から未来へ」と題してさまざまな企画が用意された。竜神太鼓やそーれパレード、餅つき、ダンスなどが会場を盛り上げ、地元伊勢原の食や酒が楽しめる模擬店がランナーたちをおもてなし。また、当日は市公式キャラクター「クルリン」も登場して伊勢原市をPRする。
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