伊志田高校(鈴木隆広校長)で3月17日、同校の1年生320人を対象にした児童虐待防止についての特別授業が行われた。
児童虐待の背景には、若年層の望まない妊娠や出産、家族基盤のもろさなど多くの要因があると言われる。そこで同校では市の職員や児童相談所職員、伊勢原警察署員らを講師に招いて、毎年この授業を1年生に行っている。
当日は、予期せぬ妊娠と出産に戸惑う若いカップルを主人公にした寸劇が披露されたほか、実際に生徒たちがおむつ替えや抱っこ、妊婦スーツ着用体験などを行い、親になることの苦労や覚悟について学んだ。
また授業の終盤には、泣き止まない赤ちゃんを揺することで脳障害が起こる「乳幼児揺さぶられ症候群」についての映像も流され、生徒たちは真剣な表情で説明を聞いていた。
今回の授業で妊婦スーツを着て物干しを体験した古谷太一さん(16歳)は「とにかく重く、イスに座るのも一苦労。親になることや、子育ての大変さを考える機会になった」と話した。
伊勢原版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>