市内日向に咲く秋の赤い花といえば彼岸花が有名だが、同洗水地区には真っ赤な「サルビア」が咲き誇り、地域住民の和みのひとつとなっている。
日向薬師へと続くバス道路。洗水バス停の少し手前のT字路の左右にサルビアは植えられている。この場所にサルビアが植えられてから今年で3年目、その数は約400本にもなるという。このサルビアを管理しているのが、近くに住む芦原秀人さん(65歳)だ。
芦原さんは元県内の教職員で、その時代にサルビアの種を貰い、校内で育てていたという。大量に種ができるサルビア、定年後は家でも育てていたが、地主さんの許可を得て、現在の場所にも植え始めたという。「花を育てることは、自分の優しさを育てることにもなります」と芦原さん。ほぼ毎日、サルビアの手入れをしており、通りがかりの方に「ありがとう」や「ご苦労様です」と声を掛けられることもしばしば。「嬉しい事です。話をするきっかけにもなっています」と、地域コミュニケーションのひとつにもなっているようだ。この日も悪くなってきた花を摘み、種を収穫。「花は子どもから大人まで楽しめるもの。自分がすることで周りの方が楽しんでもらえればありがたい」と笑顔で話した。
また、プランターで西洋桜草を栽培し、サルビアの前に設置。こちらは2月頃にピンク色の綺麗な花をつけるという。「これからも少しずつサルビアを増やしていければ」と芦原さん。サルビアは11月末頃まで見ることができるという。
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