市内石田にある石田子安神社(宮本佳昭宮司)の境内では、毎週日曜日に地域住民が集まり、健康づくりの一環としてラジオ体操が行われている。
このラジオ体操は、同地区で住民による街づくりを進める成瀬活性化委員会(足立安章会長)が主催。健康づくりはもちろん、独居高齢者の増える同地区でのふれあい創出をめざして、
7年ほど前に始まったという。今では毎回70人前後の地域住民が参加している。
10月25日、この日も開始となる午前7時半が近づくと境内には多くの住民が集まり、あちらこちらで雑談が始まった。参加者の手にはスタンプカード、一定数を集めると会から景品がもらえるという。時間になると参加者らは境内いっぱいに広がり、音楽に合わせて元気に体を動かしていた。
また伊勢原石田内科クリニックの医師による風邪についての卓話もあった。参加した男性は「ラジオ体操で新しい地域の人とも知り合えた。これからも参加したい」と話す。
足立会長は「地域の活性化、お年寄りの場作りとしても人気です。これからも続けたい」と話した。
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