白衣を着て祭典に参列する中学生たち
新酒の醸造安全、酒類関係者の商売繁盛を祈念する神事「酒祭」が11月４日、三ノ宮の比々多神社（永井治子宮司）で執り行われた。
当日は、まず栗原にある三段の滝でお水取り神事が行われ、参列者たちは順番に水をくんでいった。その後、比々多神社で祭典が行われ、「酒解」（さかとけ）の神に醸造安全、商売繁盛を祈願した。
今年の酒祭には、山王中学校の生徒も参列した。この日は同校の２年生が職場体験学習を市内各地で実施。これに協力している比々多神社には５人の生徒がやって来た。
白衣を着て祭典に参列した新保一夏さん（14歳）は「比々多神社にはよく来ますが、酒祭は初めて。良い経験ができて良かったです」と話していた。
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