「第55回神奈川県高等学校総合体育大会」兼「第70回関東高等学校陸上競技大会神奈川県予選」が5月21日まで、県内各会場で行われ、伊志田高等学校陸上部が女子4種目で関東大会への出場を決めた。
出場が決まったのは「女子4×400mリレー」(山口結渚/3年、中村紗華/3年、結城夏実/2年、高澤ゆう/2年)、「女子走高跳」(中村紗華)、「女子走幅跳」(高澤ゆう)、女子三段跳(中村紗華)。
なかでも、今年2月に日本ジュニア室内陸上競技大阪大会で走高跳日本一となった中村さんは3種目で関東へ。今年からインターハイ正式種目となった女子三段跳では県記録となる12m49cmをマークし、「次は南関東記録。気を抜かずにインターハイ初代女王を目指したい」と意気込みを話す。
強豪校がひしめく4×400mリレーでも、伊志田は自己記録を10秒近くも縮めての3位。副部長も務める山口さんは「素直にうれしい。リレーは4人だが、それだけではない。一緒に練習をする男子、応援をしてくれる仲間のおかげです」と笑顔で話す。タイムは関東出場校で7番手となり、十分にインターハイを狙える圏内だという。
また2年生の高澤・結城の両選手は初めての関東大会。5m53cmで走幅跳5位に入賞した高澤さんは「踏切練習が活きました。攻める跳躍でベストを尽くしたい」と話す。結城さんは「初めての関東、場の雰囲気に呑まれずに自分の走りをしてベストを出したい」と話した。
関東大会は6月16日(金)から千葉県総合スポーツセンター陸上競技場で開催。顧問の小枝友幸さんは「すべての種目でチャンスはあります。関東を抜ければ全国でも通用する。全国をめざしてほしい」と話した。
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