(一社)秦野伊勢原歯科医師会(新倉良一会長)は6月3日、「歯と口の健康週間」に合わせた啓発事業を市内で行った。
これは同会が伊勢原市と秦野市の両市で毎年6月の健康週間に合わせて行っているもの。同会の医師に加えて、日本歯科大学東京短期大学の学生も手伝いとして参加している。
当日、中央公民館では6歳児を対象とした無料フッ化物塗布が実施され、200人以上が参加。学生が手作りの紙芝居などで歯磨きの大切さを教え、丁寧にフッ化物を子どもたちの歯に塗っていった。会場内には歯科医師による無料相談会もあり、参加した母親は「歯科医院に行くより気軽に相談できて、安心しました」と話した。歯科相談の多くは子どもの歯並びに関することだったという。
また、伊勢原シティプラザでは口腔がんについて学ぶ歯科講演会を開催。130人以上が会場を訪れた。
講演では東海大学医学部の太田嘉英教授が講師となり口腔がんを分りやすく解説。講演後には歯科衛生士らが中心となり、口周りの筋肉などを鍛える「お口の健口体操」が行われた。
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