今年で廃止となる市内小稲葉の「いせはらあやめの里」で、あやめの花が見頃を迎えている。
花ショウブの名所として多くの人に親しまれている同所。毎年見頃の時期に合わせて行われていた「あやめまつり」は2015年から中止となりながらも、里だけは今年まで続けていた。
土地はほとんどが地権者に返還され、現在はわずか1反ほど。残された最後のあやめの花の開花は例年より遅めだったが、6月に入ると紫や白の花が姿を現し始めた。
最後となるあやめの里の風景を目に焼き付けようと、里には連日多くの人が足を運んでおり、写真に収める人の姿も見られた。
毎年あやめの花を楽しみにしているという男性は「面積も小さくなってしまった。最後だと思うとやっぱり寂しい」と名残惜しんだ。
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