雨降山石雲寺(清水義仙住職・日向)の開創1300年を祝う記念式典が11月3日、同寺本堂で行われた。
この日は開祖華厳妙瑞法師と、曹洞宗として改めて中興開山した天渓宗恩大和尚の恩に感謝する法要「開創1300年祝祷・開山報恩諷経」や建物の完成と寺の隆盛と檀信徒の繁栄を祈る法要「本堂改修山門新築落慶諷経」などが執り行われた。
式典のあとは祝宴も催されクラリネットアンサンブルによる演奏が披露された。清水住職は「檀信徒の皆様、工事に携わっていただいた皆様に感謝し、寺のますますの隆盛と檀信徒の皆様のさらなる繁栄を祈念致しました」と話した。
本堂の大改修
雨降山石雲寺は718年の華厳妙瑞法師が開創したと伝えられる寺院。本堂は大山で600年以上続いた宮大工手中家の名工手中明王太郎景直を棟梁として建立された当時のままのもの。大規模地震で倒壊の恐れがあることから記念事業の一環として耐震改修工事が一昨年から行われていた。
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