伊勢原中学校の演劇部が7月6日、市内沼目の高齢者施設「らんの里」でリーディング劇を披露した。
この催しは、地域の人たちに演劇を楽しんでもらおうと初めて企画されたもの。
この日の演目は童謡のふるさとをテーマに、演者が台本を持って進めるリーディングで演じられた。ストーリーは合併を控えた小学校を舞台に、バラバラだったクラスが一人の転校生の行動で次第に一つになり、故郷を好きになっていくというもの。観覧した入居者たちは皆、生徒の演技に引き込まれるように見入っていた。顧問の植村啓市教諭は「生徒のがんばりを見てもらうことができ、入居者さんも喜んでくれてよかった」と話した。部長の永井利奈さん(3年)は「みなさんが喜んでくれてうれしい。今できる精いっぱいの演技ができた」と笑顔で話した。
演劇発表会も
7月25日(木)には市民文化会館で、市内4つの中学校の演劇部による演劇発表会が開催される。午後1時からで入場無料。
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