伊勢原高等学校・定時制陸上部(郷原裕貴顧問)の岩渕充貴さん(3年)が、8月9日から12日まで東京都内で行われた「第54回全国高等学校定時制通信制陸上競技大会」に男子800mと1500mで出場。800mでは大会新記録を更新する1分55秒87で優勝。1500mでも2位に8秒差をつけて優勝した。800mでは昨年に続く2連覇を成し遂げ、同大会の最優秀選手にも選ばれた。
6月に行われた県予選会で両種目優勝し、昨年に続き県代表として全国大会への出場を決めた岩渕さん。全国大会へは800mの2連覇と昨年4位に終わった1500mの優勝を目標に臨んだ。
全国大会は初日に1500mの予選と決勝が行われた。800mの予選、準決勝が行われた2日目は気温37℃の中での過酷なレースとなったが、試合後に温泉で疲れを取って翌日の決勝に備えた。「1年間の練習の成果が出てほっとした。直前のレースで結果が出せず不安だったが、自分を信じて走った。指導してくれた郷原先生のおかげ。高校集大成の大会でいい結果が残せて良かった」と笑顔で話した。
孤独な練習
岩渕さんが陸上を始めたのは高校2年から。現在同校定時制陸上部は岩渕さんのみ。小学校から続けるサッカーで鍛えた身体能力の高さを見抜き、郷原顧問が陸上の世界へ導いた。
練習は授業が始まる前など週に3回、顧問とマンツーマンで励んできた。孤独な練習にも関わらず、モチベーションは下がらなかったのは「自分で決めて始めた陸上。やるからには結果が出したかったから」と振り返る。郷原顧問は「休まず練習に励んだ本人の頑張りの結果。最高の形で終われた」と教え子を称えた。
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