令和初の春の叙勲で旭日単光章を受章した山口和夫さん(84)の受章祝賀会が9月28日、和膳照國で開催された。
この日は山口さんの受章を祝おうと、約90人が出席。地元自治会などから山口さんと妻のトキ子さんに花束が贈られた後、5人のひ孫からも花束が贈られた。山口さんは「多くの方に支えられてきた。この叙勲は皆様を代表して頂いたものと思っている。今後も市や地域の発展のために皆様とともに活動していきたい」とあいさつした。
山口さんは石倉自治会の自治会長を40年以上にわたり努めてきたほか、自治会連合会理事などを歴任。一昨年には「自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰」も受賞した。ほかにも広域幹線道路高部屋地域連絡会の代表も務めるなど、地域貢献活動が評価され今回の受章に至った。
84歳で現役
伊勢原市出身。都内で土木業に従事したのち、30歳で独立し、建物の基礎などを手掛ける「山口工業所」を立ち上げ、現在も現役の職人として現場で汗を流している。
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