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みどりのまち財団が解散へ 緑化事業を市に一本化

社会

掲載号:2020年3月13日号

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運動公園内の事務所
運動公園内の事務所

 公益財団法人伊勢原市みどりのまち振興財団(廣田悦男理事長)が、3月31日をもって解散することが分かった。

 1992年に、市域における緑化事業推進と、市民の緑化意識の普及啓発などを目的に財団法人として設立。市総合運動公園内に事務所を設け、5月の公園緑花まつりの開催やマリーゴールド、葉ボタンを配布する「花いっぱい事業」、野菜を育てたり、自然観察など市内の小学生に緑の大切さを伝える「グリーン・ハート・スクール」(こども緑の教室)などさまざまな事業を行ってきた。

 設立当初は、市が約2億円の出捐金を出資し、その運用益やキャンプ場の運営などさまざまな事業を展開することで財団を運営してきた。しかし2013年に公益財団法人の資格を取得したことで、事業を緑化に特化。これによって収益事業ができなくなり、財団は寄付金や市の委託事業を受ける形で運営を行ってきた。

 このころから同財団の理事会や評議委員から、財団を解散し、事業を市が行う方向へ転換する声が上がり、財団のあり方を探る検討会が5年にわたって開かれてきた。そして昨年6月の理事会で、2020年3月31日をもって財団の解散が決まった。今後は清算法人を立ち上げ、半年かけて清算手続きを行い、出捐金は市に贈与される。

 廣田理事長は「緑花まつりや花いっぱい運動など、財団が行ってきた活動は継続するので、これまで同様に、緑化への協力をお願いします」と話している。

 4月1日以降も事務所は残し、同財団が行ってきたすべての事業を市みどり公園課が引き継ぐことが決まっている。同課の担当者は「これまで通り財団の事業は継続していきますので、今後も緑豊かなまちづくりにご協力を」と呼び掛けている。

財団が主催していた緑花まつり(昨年の様子)
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