サッカーJ1リーグの第20節が4日に行われ、湘南ベルマーレはFC東京に0対1で敗れ、これで4戦連続となる完封負けとなった。
湘南はFWタリクが第5節(7月18日・柏戦)以来、15試合ぶりにスタメン出場、FC東京は中2日で迎えるルヴァン杯準決勝を見据えて、主力を温存した。
前半は互いに決め手を欠いた。湘南は引いて守る相手の守備にロングボールや逆サイドへ展開して揺さぶったが、奪いどころを狙われてチャンスを阻まれた。一方、東京は突破力のある外国人FWにボールを集めてサイドから仕掛けたが、岡本拓也や石原広教が冷静に対応。スコアレスで試合を折り返す。
後半に入ると、齊藤未月に代わって入った鈴木冬一が攻撃をけん引。持ち前の個人技で仕掛けたが周囲との連携が噛み合わず、ゴールを脅かすには至らなかった。
均衡が破れたのは後半33分。自陣でトラップミスからボールを奪われ、右サイドから流れるようにつながれ失点。その後は相手の堅い守備を崩せないまま逃げ切られた。
この日は縦に仕掛けるシーンも少なく、湘南らしさを欠いた。FW石原直樹は試合後、「攻撃のバリエーションを増やしていかなければいけない」と課題を話した。
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