黒岩祐治県知事と、湘南地域の8首長が集まり、地域課題などを話し合う地域別首長懇談会が8月19日、オンラインで開かれた。
今年の首長懇談会は、伊勢原市が開催地で当初は中央公民館で実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を踏まえて、オンラインで開催。この日は、黒岩知事と伊勢原市、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、寒川町、大磯町、二宮町の首長らが参加した。
黒岩知事は冒頭、「コロナ禍においても重点的に取り組んでいる地域課題を中心に、皆様と率直に意見交換を行っていきたい」とあいさつ。高山松太郎伊勢原市長は開催地の首長として「湘南地域全体のさらなる発展に向けて、皆様との連携を一層深めながら、諸課題の解決を図り、今後のまちづくりに取り組んでいきたい。知事をはじめ、県当局の一層のご理解を賜りたい」と述べた。
意見交換で、高山市長はコロナ禍でも重点的に取り組んでいる地域課題について、「人口減少対策」と「農家の担い手不足について」を挙げ、「新東名・伊勢原大山インター周辺の新たな産業用地創出など、職住近接のまちづくりに鋭意取り組んでいる」「農地を含めて自然環境をどのように保存していくのか、県としてのビジョンを明確に示して頂く必要がある」などと訴えた。
また、他の自治体の首長からは「ひらつか☆スターライトポイント事業」(平塚市)、「子ども未来応援基金」(茅ヶ崎市)、「表丹沢のフィールドを生かしたまちづくり」(秦野市)などの発言があった。
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