感謝状が贈られた内藤さん（中央）と月井さん（右）
伊勢原警察署（滝口英仁署長）で４月１日、保護活動の功労に対する感謝状の贈呈が行われた。
功労者は内藤有南さん（18・沼目在住）と月井直也さん（37・串橋在住）。
同署生活安全課の担当者によれば、内藤さんは今年３月10日の午後８時30分頃、帰宅途中に沼目の路上で転倒した80歳代の女性を発見。声をかけていたところ、通りかかった月井さんと２人で女性を安全な場所に移動させ、警察官に引き継ぐなどの適切な保護活動を行った。
内藤さんは「体が勝手に動いて、とっさに駆け寄り『大丈夫ですか』と声をかけた。女性が無事で良かった」と話す。
介護の仕事に就く内藤さんも「自然に体が動いた。頭を打っていないか心配だったが、女性がカラオケに行くと言っていたので、安心した」と当時の様子を振り返る。
滝口署長は「こうした場面に遭遇するのは日頃から周囲に気を配っている証拠。２人の積極的な声掛けに感謝している」と話した。
同署生活安全課の担当者によると、女性はその後、家族からの迎えによって、無事に帰宅したという。
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