「継続的な支援を」 伊勢原中央RCが被災地で奨学金
伊勢原中央ロータリークラブ(長谷部俊夫会長・19人)は1月23日、宮城県気仙沼市を訪問。地元・気仙沼ロータリークラブ(斉藤嘉一郎会長)に協力し、同クラブの育英奨学助成金交付式に参加した。
この奨学金事業は、気仙沼ロータリークラブが市内6校の成績優秀者に毎年奨学金を贈っているもの。しかし、今年は被災により継続が困難な状況となっていたという。それを知った伊勢原中央ロータリークラブが奨学金分を同クラブに義援金として贈呈をしている。
長谷部会長は「震災で大変な学生さんのために、少しでも協力をすることができれば」と話す。
また翌日は、同市にある岩井海岸を訪れ植樹を実施。椿の木10本を海岸近くに植えた。これは観光地を目指す同地区の「緑の森計画」に参加したもの。被災で更地となった場所がコンクリートで固められないよう、津波に強い植物の丘を作り観光資源にしようという計画。植樹のほかに寄付も行った。
同クラブでは、震災直後の昨年3月17日に義援金と物資の支援を行っている。山田幸男会長エレクトは「被災地への支援は一度だけではいけない。クラブでは今後も、何らかの形で被災地への継続的な支援を続けていきたい」と話した。
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