市立図書館近くの花壇では現在、鮮やかな牡丹色をした花が群生している。
図書館に勤務する市職員の山田実さんによると、この花は「酔仙翁(すいせんのう)」と呼ばれるナデシコ科の多年草で、毎年6月に花を咲かせている。教育委員会によるといつ、どんな形で花が植えられたかは不明だという。山田さんは「花についての問い合わせも少なくない」と話すなど、市民の関心も高いようだ。
もともと図書館の敷地内に散在していた酔仙翁だったが、5月上旬に職員有志によって現在の場所に植え替えられた。図書館前は東海大学の学生や市役所利用者など多くの人が通行するため、周辺では酔仙翁を見て楽しむ人の姿も見られる。
5月の植え替えに参加した坂間敦教育部長は「図書館のイメージがさらに良くなってくれればうれしいです」と話している。
伊勢原版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|