火災食い止めに貢献 一般市民8人を表彰
伊勢原市消防本部(高橋登消防長)は4月18日、火災による被害の軽減・拡大防止に多大な貢献をしたとして、一般の消防功労者表彰者8人を表彰した。
受賞した黒田義夫さん(市内子易在住)、黒田幸子さん(同)、望月タカ子さん(同)、石井雄人武さん(同)、佐治利恵子さん(市内板戸在住)の5人は、3月7日午後5時3分頃発生した火災で、通報・消火において的確な行動をし、延焼拡大の防止に努めた。
出火当時は強風が吹いていたにも関わらず、互いの迅速な協力で、被害を最小限に留めた。
また、川添あぐりさん(秦野市在住)、高橋智昭さん(平塚市在住)、齋藤豊さん(座間市在住)の3人は3月8日午後4時頃、市内板戸地内で発生した建物火災において、迅速な協力により、住宅が密集した地域で、近隣住宅への延焼を防止した。さらに、火元の高齢男性を迅速に搬送し、人命の救助に努めた。
これまで消防功労者の表彰式は、毎年1月に行われている、伊勢原市消防出初式で、歴代の市長が表彰を行っていた。
しかし、今年3月から、出初式での表彰に加え、伊勢原市消防本部が中心となり、功労者を随時表彰する新制度に移行した。
高橋消防長は、「年一回表彰していたものをその都度表彰していくことで、協力してくださった方々を、早期にアピールしていきたい」とコメント。また、「こうした功績を伝えることで、地域での火災予防、早期の消火促進に役立つことができれば」と期待をしている。今後も一般の受賞者をその都度表彰していく予定だ。
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