伊志田高で初 大きく成長しIH(インターハイ)へ 五味誠選手
6月14日から17日まで、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われた、関東高等学校陸上競技大会。市内から出場した伊志田高校3年の五味誠選手は、南関東男子やり投げで準優勝し、7月に開催される「北部九州総体」(インターハイ)に出場を決めた。同校でやり投げの選手がインターハイ出場を決めるのは今回が初。
決勝では、4投目に自己ベストの61m58cmを記録。当日のコンディションについて「試合のときは余裕を持って落ち着いてできた」と五味選手。昨年に比べて、筋力面での変化だけでなく、精神的な面での成長が大きいという。
インターハイは7月28日から大分県や福岡県などの会場で開催される。決勝に出場できるのは、予選を通過した上位8人のみ。小枝友幸監督は、「決勝に進むためには、62m台の記録が出るかがボーダーラインになる」と予測。今後は、技術面での指導はもちろん、集中力が切れないよう、メンタル面の強化や九州の暑さ対策にも力を入れる。
インターハイまでの目標について五味選手は「基礎の走り込みを大事にしたい。コンスタントに持っている記録を出せるようになりたい」と話す。「やるからには優勝したい。68mは投げてみたい。頑張るので応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
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