迅速な救命措置を評価 消防功労者表彰
日頃の訓練の成果が発揮された
人命救助に多大な貢献をしたとして、伊勢原消防本部（高橋登消防長）で11月26日、消防功労者表彰が行われ、5人に感謝状が贈られた。
受賞した佐久間博さん（相模原市在住・47歳）と伊勢原カントリークラブの従業員3人は10月5日、ゴルフ中に心肺停止となった男性に対し、心臓マッサージやＡＥＤ（自動体外式除細動器）で迅速な処置を行った。浜口泰宏さん（藤沢市在住・55歳）は「回復して安心した。日頃から会社で行っている救命訓練が役立ってよかった」と話した。
また、城所輝夫さん（市内沼目在住・66歳）は、10月30日に自宅付近で倒れている男性を発見。この男性の妻と共に救命措置を実施し、人命救助に大きく貢献した。城所さんは「最近受けた教習が役立った。今後も機会があれば訓練を受けたい」と語った。
伊勢原消防本部では、訓練の参加率増加や、救命方法認知のために、今後も積極的に功労者表彰を行っていく。
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