講師を務めた桜井弁護士
「九条の会・いせはら」主催の定期講演会が12月７日、中央公民館で開かれ、市民ら30人が参加した。
毎回、各界から講師を招き国際平和や国政の課題・展望を考えるこの講演会。今回は横浜弁護士会人権擁護委員会所属の桜井和子氏が、集団的自衛権の行使や憲法９条の改憲などについて、解説と自身の考えを１時間にわたり話した。
講演では、自民党が昨年作成した憲法改正草案や12月に成立した秘密保護法にも話がおよんだ。参加者からは「自衛隊が国防軍になれば、徴兵制になるのでは」「秘密保護法によって国民の知る権利はどうなるのか」といった質問があがった。
九条の会世話人の一人・浜本大蔵さんは「多くの皆さんと意見を交わすことができました」と振り返った。
講演会は今後も２カ月に１回のペースで開催予定。
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