向上高等学校(山田貴久校長/生徒数1468人)の2・3年生が6月16日から20日、市内各地の一人暮らし宅を戸別訪問し、振り込め詐欺の警戒呼びかけなどを行った。
これはボランティア活動の一環として30年ほど前から同校が行っている取り組みで、今年は112人の希望者が参加した。
生徒たちは70歳から80歳代の一人暮らし宅へ事前に連絡をして、戸別訪問の趣旨を説明。電話による詐欺が横行する時代だけに、勘違いされて断られるケースもあったが、52軒への訪問が決まった。
3年生の北村瑠菜さん(写真中央)と川口絵未里さん(同右)は20日、三ノ宮の女性宅を訪問。県警署員も同行するなか、世間話をしたり、啓発チラシを渡して振り込め詐欺の注意を呼びかけた。訪問を終え北村さんは「声かけを頑張ろうと臨みましたが、逆に受験のことで励まされました」と笑顔で振り返った。
同校では9月と翌1月にもこの訪問を予定している。
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