リングで感慨深い表情をみせる
30歳以上のボクサーが拳を交える「ザ・おやじファイト」（主催／ＯＦＢ実行委員会）の全国大会が８月３日、東京都文京区の後楽園ホールで行われ、桜台在住の岩瀬一茂さん（39歳、写真）が出場した。
ウェルター級王者としてセミファイナルに登場した岩瀬さんは、神妙な表情でリングイン。ボクシングの”聖地”後楽園に立つことをずっと夢見ていたといい、名前がコールされるまでの間、感慨深い表情で会場を見渡していた。
この日の試合はタイトルマッチとして行われ、九州地区代表の杉谷修選手（42歳）と対戦。序盤から手数に勝った岩瀬さんだったが、２分３ラウンドで決着はつかず勝負は判定に。結果は引き分けだったが、見事に王座を防衛した。
試合後のインタビューでは「素晴らしい会場で素晴らしい選手と戦えてうれしかった」と笑顔で振り返ったチャンピオン。試合中、リングサイドで声を枯らしたゆず夫人（29歳）は「頑張っていただけに悔しい。次回はＫＯ勝ちしてほしい」とエールを送った。
攻撃をかわし反撃に出る（中央）
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