視覚障害者が行う「ブラインドサッカー」の体験教室が5月12日、高部屋小学校(杉山通幸校長)で開かれた。
ブラインドサッカーは、鈴の入ったボールで行われる5対5のサッカー。視覚障害者がプレーするため、選手間の声かけや気配りが重要となる。
今回の体験教室には、同校の4年生75人が参加した。児童たちは「日本ブラインドサッカー協会」から派遣された講師と選手の指導のもと、目隠しをして歩いたりボールを蹴る体験などを行った。
アイマスクを着用した児童たちは「少し右に進んでいるから左に向きを変えて」などと声をかけ合った。参加した星野航希君は「『伝えて、それが伝わることが大事』という選手の言葉を聞いて良い経験をしたと思った」と振り返った。
今回の教室は4年生担任の山本翔五さん(28歳)が、協会に依頼して実現。山本さんは「コミュニケーションの大切さなど児童たちには色々なことを学んでほしい」と話していた。
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