「福祉のまちづくり」をめざして、様々な相談や福祉サービス、市民活動の支援、募金活動などを行う社会福祉協議会―。
伊勢原市社会福祉協議会ではこのほど、任期満了による役員改選が行われ、宮川進氏(73歳)が会長に就任。その意気込みを語った。
就任から2週間が過ぎ、「高齢化社会や地域関係の希薄化に始まり、いま地域は多くの福祉課題を抱えています。連携の大切さを考え、一つずつ解決していきたい」と宮川会長は話す。対象が広い社会福祉協議会の活動。社協単体では対応しきれない事もあり、活動の難しさを感じた。行政や各種団体、支援者やボランティアとのネットワークを大切にしていきたいという。
また、福祉活動の基礎(財源)となる会費収入を挙げ、「社会福祉協議会の更なる周知活動に力を入れていきたい」と話した。
多くの課題もあるが、福祉に従事する社協職員の頑張りに、自身も刺激されるという。社協が助け合いの中心となれるよう、「年配者や障がい者、生活困窮者など、困っている人の支えになれるように、すべての人に親切丁寧に応えていきたい」と笑顔で話した。
宮川氏は1941年生まれ。13年前から伊勢原市民生委員児童委員。2012年から3年間、市自治会連合会の会長を務めた。また馬渡公会堂前で年にすると200日以上、朝夕の小学生の見守り活動がライフワーク。
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