平均台では6位入賞の末吉さん
大田小学校の末吉陽菜さん（５年）が７月30日、栃木県宇都宮市で開催された「２０１５東日本ジュニア体操競技選手権大会」に出場し、個人総合で15位に入った。末吉さんは、８月13日から横浜文化体育館で開かれる東西決勝大会に駒を進める。
出場した「女子Ｂクラス」には東日本地区からおよそ40人がエントリー。床・平均台・跳馬・段違い平行棒の４種目を行い、その合計点を争った。得意の平均台で全体の６位に入った末吉さんは平行棒でも14位と手堅くまとめ、見事初出場で決勝大会への切符を手にした。「ぎりぎりですが、決勝大会に進めてうれしかったです」と末吉さん。会場で応援した母・陽子さん（41歳）は「よく頑張ったと思います」と愛娘をほめた。
体操教室に通っていた兄の影響で２年前に体操を始めた。現在は「湘南とびうお体操クラブ」（秦野市）に所属し練習に励んでいる。自宅では野菜とタンパク質を中心に食事管理を徹底し、筋力トレーニングも欠かさない。６つに割れた腹筋はそんな努力の証だ。
決勝大会は、東・西日本大会の上位15人を合わせた30人で争われる。末吉さんは「順位は意識しないで、悔いのない演技をしたい」と笑顔で話した。
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